京都府公立高校 中期選抜のまとめ- 制度の仕組みから攻略法まで
皆さん、こんにちは。今回は京都府公立高校の中期選抜について、制度の仕組みから実際の攻略法まで、詳しく解説していきます。
1. 中期選抜の基本情報
中期選抜は、京都府公立高校の入試制度の中で最も一般的な選抜方式です。令和7年度入試では3月7日に実施され、5教科型の学力検査を中心とした選考が行われます。
2. 試験内容と配点
学力検査
- 5教科(国語、社会、数学、理科、英語)
- 各教科40点満点、合計200点
- 英語にはリスニングテストを含む
内申点(調査書)
- 9教科の評定を評価
- 5教科(国語、社会、数学、理科、英語):75点
- 4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭):120点
- 合計195点満点
3. 選抜方法のポイント
第1志望優先の仕組み
- 第1志望校(第1順位)で合格判定
- 各校の募集人員の85%以内(京都市・乙訓地域は90%以内)で合格者を決定
- 不合格の場合は第2志望での受験が可能
第2志望の扱い
- 第1志望で不合格になった場合のみ考慮
- 第2志望校の募集人員に余裕がある場合に選考
4. 受験対策のポイント
学習面での準備
- 5教科まんべんなく対策
- 各教科同じ配点(40点)なので、得意教科に頼りすぎない
- 特に英語はリスニング対策も必須
- 内申点対策
- 9教科全ての成績が重要
- 実技教科(音楽、美術など)の評定も大きなウエイト
志望校選択のコツ
- 第1志望、第2志望を慎重に検討
- 通学区域の確認(一部の学科を除き、住所地の通学区域内から選択)
- 前年度の合格ラインを参考に
まとめ
中期選抜は、学力検査と内申点をバランスよく評価する総合的な入試制度です。学力検査の得点と内申点の合計で判定されるため、日頃の学習成績と入試直前の追い込みの両方が重要になります。第1志望校での合格を目指して、計画的な準備を心がけましょう。
志望校選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。個々の生徒さんの状況に応じて、具体的なアドバイスをさせていただきます。
*この記事は令和7年度京都府公立高等学校入学者選抜要項に基づいて作成しています。
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