【学校紹介】京都産業大学附属高等学校
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知性・哲念・気概を育む、未来を切り拓く進学校
京都産業大学附属高等学校は、2007年に開校した比較的新しい私立高校です。「豊かな教養と、全人類の平和と幸福のために貢献する精神を持った人間の育成」を教育目標に掲げ、特進コースと進学・KSUコースを設置し、生徒一人ひとりの進路希望に応じた教育を展開しています。
学校の基本情報と特徴
京都市下京区に位置し、京都駅からのアクセスの良さと明るく開放感のある校舎が特徴です。2012年に現在の場所に移転し、最新の設備を備えた教育環境を整えています。
- 設立:2007年
- 所在地:京都府京都市下京区中堂寺命婦町
- 校訓:知性・哲念・気概
- 生徒数:男子728名、女子432名(2024年4月現在)
教育方針とカリキュラムの特徴
探究型学習を重視し、アクティブラーニング型の授業やPBL学習に積極的に取り組んでいます。2025年からは特進コースで新たに「STEAMプログラム」を開講し、さらなる教育改革を進めています。
- 特進コース:国公立大学や難関私立大学への進学を目指す
- 進学・KSUコース:1年次で多様な学びを経験し、2年次から進路別に分かれる
- グローバル教育:英語4技能5領域の育成
- ICT教育:全教室に電子黒板を完備
進学実績と卒業生の進路
2024年度の実績では、京大1名、国立大学20名、医学部6名など、着実な進学実績を上げています。
- 国公立大学合格者:21名
- 医学部合格者:6名
- 早慶上理ICU:1名
- 関関同立:51名
学校・教師陣のサポート体制
全クラスで担任2人制を採用し、きめ細かな指導を実現。教員全体で生徒情報を共有し、学習指導部による定期的な成績チェック・分析も行っています。
- 担任2人制による手厚いサポート
- 教員間の定期的な情報共有
- 学習指導部による成績管理
- 三者面談での生徒主体のプレゼンテーション
学校施設と設備の充実度
2025年春には新校舎が完成予定で、さらなる学習環境の充実が図られます。
- 200席を超える自習スペース
- アクティブラーニング専用スペース
- 人工芝グラウンドと全天候型走路
- ICT化された教室
- 図書室(約4万冊所蔵)
- 食堂「つむぎ亭」
学校行事と保護者参加の機会
文化祭や研修旅行など、生徒主体の行事が充実しています。特に研修旅行は生徒自身が企画から参加する特徴的な取り組みを行っています。
- 文化祭
- 研修旅行(生徒による企画・立案)
- フロンティアスピリット(プレゼンコンテスト)
- 三者面談
未来を創造する力を育む21世紀型教育
21世紀型教育は、知識基盤社会において求められる新しい教育パラダイムです。基礎力・思考力・実践力の3層構造で構成され、生徒一人ひとりが自ら学び、判断し、問題解決する力を育成することを目指しています。
この教育モデルでは、単なる知識の習得だけでなく、情報創造力や批判的思考力、問題解決力、コミュニケーション力、プロジェクト力、ICT活用力などの実践的なスキルの育成に重点を置いています。特に、VUCAな時代と呼ばれる予測困難な社会において、自ら課題を見つけ、他者と協働しながら解決策を見出す能力の育成が重視されています。
京都産業大学附属高等学校では、この21世紀型教育の理念に基づき、探究型学習やグローバル教育、ICT教育などの特色あるプログラムを展開しています。特に「Global Research」や「人間学」などの独自のカリキュラムを通じて、思考力・判断力・表現力を育成し、未来社会を創造できる人材の育成に取り組んでいます。
このような教育アプローチは、生徒たちが将来直面する未知の課題に対して、主体的に考え、協働的に解決する力を養うことを可能にし、21世紀のグローバル社会で活躍できる人材の育成につながっています。
本記事は京都産業大学附属高等学校の公式ウェブサイトや関連情報を参考に作成しています。より詳細な情報や最新の情報については、必ず学校の公式ウェブサイトでご確認ください。不明な点がございましたら、直接学校へお問い合わせください。また、学校関係者からの追加情報も歓迎いたします。
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